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毎日を楽しく

日々思うことを書いていきます。

耳をすませば、と

ジブリ3連続放送も今日で最後です。ナウシカ千と千尋ときて今日は耳をすませば、です。1995年の映画だから、比較的最近と思いつつ、なんともう22年前になるんですね。色調も何となく時代を感じさせてくれます。

次第に大人になっていく年令で、進路のことや恋愛のことで悩む中学生の気持ちをうまく表現していると思います。「結婚しよう!」、と恋愛映画としては最高の言葉で終わるわけですが、この二人がこの先どうなったかは分かりません。最後に二人で見る朝日が未来を照らし出していることを暗示しており、カントリーロードの優しい歌詞がすごくさわやかに映画を締めくくります。時間はかかっても二人は結ばれるものと信じています。この聖蹟桜ヶ丘を舞台にした景色の色彩が美しいですね。

この映画を見ると昔のことを思い出して自分もこんな恋愛したかったなぁ~、と羨ましくなるとともにこんなにかっこよくはないものの自分なりの恋愛なんかを思い出して懐かしいような気持ちになります。保健体育の教科書ではないですけど、思春期って後の自己形成を形作る重要な時間だと思います。もっと遊んでおけばよかった、勉強をしとけばよかった、友達を作っておけばよかった、恋愛をしておけばよかった、と多分誰もが後悔があります。だからこそ全力で夢に向かって向かっていく聖司と雫が輝いて見えるんだと思います。

もう一つ好きなシーンはお父さんが小説を書くことに没頭する雫を諭すときのセリフ、「人と違った生き方をするにはそれなりの覚悟と責任が必要だよ」です。決して怒るでなく、見捨てるではなく、雫のことを大人だと認めたように見えるんですね。だから雫もその後は両親の気持ちを理解して接することができるようになったと思います。

 いつみても良い映画です。

 

と、ここまで耳をすませばについて書いておいて、さらにお勧めなのが「海が聞こえる」です。こちらはなぜかテレビでやらないので知らない人も多いかもしれませんが、高知県の高校生の恋愛を描いた映画です。耳をすませばは少しファンタジー色がありますが、海が聞こえるはリアル路線です。高知県の進学校に通う拓と東京からの転校生で勝気すぎて高地になじめない里伽子の複雑な関係を描いた映画です。高知の美しい景色と高知弁(?)がリアルで生き生きとした高校生を描写しており、引きつけられます。同窓会でお酒を飲むシーンがすごく好きです。ぜひ、こちらも見てほしいです。